自閉症の食事マナーの教え方について知りたいあなたへ
このページでお話しする内容
自閉症の子供の食事マナーの教え方
について紹介します。
食べるのが遅い、好き嫌いが多く
全然食べてくれない、、など
子どもの食事で悩みを抱えている方も
多いでしょう。
自閉症の子どもたちは、私たちとは
少し違った感覚を持っていたり
するので、彼らの特性を理解して
いないと、お母さんもイライラしたり
疲れてしまうだけです。
これを見れば、子どもたちに合った
食事マナーの教え方がわかります。
子どもたちも食事の時間が楽しくなり、
お母さんも子どもにも笑顔が
増えるようになりますよ!!
目次
自閉症の子どもは、こだわりも強く、
どうしてもちょっとしたことでもできないことや
気になることが目立ってしまって、
頭では“褒めて伸ばす”ということを
わかっていても、どうしてもちゃんとした
人間に育ってほしい、という思いから、
しつけを厳しくしてしまいがちですよね。
自閉症の子供の食事マナーや食事指導は
どのようにすべき?と悩まれている方も
いると思います。
そんな食事で気になる行動の
対応について紹介します。
子どもの気になる問題行動に対して、
行動理由は大きく3つに分かれます。
- 言われている内容が理解できない
- どう行動したら良いのかがわからない
子どもがわかるようにしてあげる
- 子どもがわかるような伝え方を工夫する
- 大人がお手本を見せる
- 気が散っていた
- 忘れてしまっていた
うっかりをなくしてあげる
- 気が散らない環境を作る
- 忘れないような環境を作る
- 見てほしくて気を引くためにやっている
- 以前やって快感を得た経験をもとに
理由を知る
- 子どもとしっかりと向き合う時間を作る
なんでそんなことをするの?
どう対応したらよいの?と思ったら、
まずは子どもが上のどの行動理由に当てはまるのか?
ということを知る必要があります。
行動理由がわかったら、対応方法を
試してみるようにしましょう。
とにかく繰り返し伝えていくこと・
行っていくことが大切です。
そしてそれができたときには“たくさん褒める”
ということを忘れないようにしてください。
時間はかかってしまうと思いますが、
必ず望ましい行動が身についていきますので、
焦らず対応していくようにしましょう。
こちらでは、発達障害の子どもの接し方について
まとめていますので、よかったら
こちらも参考にしてみてくださいね!
発達障害の子にとって、たくさんの脳の機能を
同時に働かせることが難しいのが特徴です。
そのため、食べながら体の動きを
うまくコントロールするということが難しく、
どうしても姿勢が悪くなりがちです。
姿勢が悪くなっていると感じたら、
その都度、「まっすぐ座ろうね」と声をかけ、
子どもが自分で姿勢を意識できるように
してあげましょう。
また、集中力も一般的な子どもに比べて
続かないので、ご飯を食べていても飽きるのが
早かったり、他に興味のあるものが近くにあったりすると
じっと座っていられないこともあります。
まずは、子どもが食事だけに集中できるように
食事をする部屋の環境を整えてあげることは
とても大切なことです。
そして、ご飯の時には座るんだということを
「ご飯 座る」と、わかりやすい短い言葉で
根気よく伝えてあげるようにしましょう。
これらは仕方のないことでもありますので、
一度や二度言っただけでは直らないことも
多いですが、根気よくこちらが「してほしい行動」を
伝え続けてあげることで、子どもは必ず
できるようになりますよ!
こちらでは、集中力を高める方法について
紹介していますので、
よかったらこちらも参考にしてみてくださいね!
子どもが食べないものを無理に
食べさせてしまう大人たちもいます。
でも一般的な子と違い、発達障害の子というのは
少し違った感覚を持っています。
また、野菜が嫌いで
食べられないという子も多いです。
どちらかというと、味というよりも食感に敏感で、
特にざらざらとしたものが苦手な子が多いので、
フルーツだといちごやキウイやいちじくのような
ぷつぷつとしたものが食べられないという子もいます。
このような場合に、無理強いする必要はありません。
食べられないのであれば、「もうお片付けね」と言って
片づけてしまって大丈夫です。
また、初めて見るものに対して不安を
感じやすいので、見慣れてこれば食べられる
こともあります。
一度嫌なイメージがついてしまうと食べなくなって
しまうこともあるので、
無理強いは絶対にやめましょう。
子どもたちの特性を理解してあげること、
そして食事の時間が楽しいものになるように
してあげることが何より大切です。
そのためにも小さい頃は食べられる物・
好きな物だけでも大丈夫。
その分、おやつやジュースなどで栄養を
補ってあげれば特に問題もありません。
いずれ食べられるようになるように
なることも多いので、そこまで心配したり
神経質になる必要はありませんよ。
食事だけでなく、何をするにしても
ぐずぐずして時間がかかる、
ちょっとしたことでもすごく時間がかかる、
といったマイペースさというのは、発達障害の
子どもたちには良く見られる特徴でもあります。
まず、子どもが食べるのが遅い原因として
考えられるのが、
好きなものでないということがあります。
子どもは好きな物って食べるのはとても
早いのですが、苦手なものになるとどうしても
時間がかかってしまうので、子どもが
だらだら食べるのを解消したいという場合は、
好きなものを出してあげるようにすることも方法です。
特に、発達障害の子どもたちにとって
感覚が独特なこともあり、偏食の
傾向が強いこともあります。
栄養バランスも確かに大切ですが、
ただでさえ食べられる物が少ない子も多いので、
嫌なものを無理に食べさせたり、
無理に急かしたりするのではなく、
食事が楽しいものになるようにしてあげてほしいと思います。
食事の時間に制限があるのであれば、
目でわかる場所に時計を置き、
終わりの時間を予め知らせておいて、
その時間が来たら「もうおしまいね」と言って
お片付けをしてしまうようにしましょう。
特に食事は毎日のことなので、
子どもが楽しいと思えるようにしてあげること、
そして“食べられなくても他で補うようにすれば
大丈夫”というおおらかな気持ちで、向き合って
あげることが大切です。
手づかみ食べをするのは、発達障害の子だけでなく、
一般的な子でも、離乳食後期頃に
見られるもので、この時期を通して
五感の発達を促したりなど
成長に大切なステップでもあります。
なので、離乳食を食べている1歳前後の子どもが
手づかみでご飯を食べるということは、
全く問題はなく、この行為はごく普通のことです。
ただ、2・3歳になっても手づかみ食べを
してしまうという場合、
もしかしたら不安を感じているのかもしれません。
先ほども上でお話したように、
発達障害の子というのは、見たことのないものや
珍しいものに対して不安を抱きやすいです。
そのため、触ってどんなものかを確認している
ということもあります。
なので「手で食べないの!」「汚いからやめなさい!」と
むやみに叱ったりしてしまうのではなく、
「これは○○だよ」「甘くておいしいよ」と伝えて
子どもが安心して食べられるような声掛けを
してあげるようにしましょう。
小さい頃は特にできないことも目について
お母さんもいろいろと心配になったり
悩んだりすることも多いと思いますが、
直そうとすることに一生懸命になりすぎてしまうと
お母さんたちも疲れてしまうだけですし、
かえってできるようになるのを遅らせてしまいます。
根気よく子どもに伝え続けていけば
いつかは必ずできるようになる日が来ます。
子どもを信じて待つ
ということが、子どもができるようになるための
一番の近道です。
どうか子どもを信じて、
“お母さんはどんなときも見守っているよ”
“あなたのペースでいいからね”
“できるまで待っているよ”
というメッセージを態度から伝えてあげましょう。
それが子どもたちにとっても一番の励みになり、
安心感にも繋がります。
そして気づいたときに子どもたちは
立派に成長していますよ!
発達障害の子だと、できないことばかりに
目が行ってしまったり、一般的な子どもの発達に
あてはめてしまって、育てにくさを
感じられている方も多いです。
発達障害の子どもたちは、できないことも
多く、その分叱られることも多いです。
ただ、その発達障害の子の特性をきちんと
理解してあげるだけで、お母さんたちも
うんと気持ちが楽になって、子どもも
のびのびと育っていくことが出きます。
- イライラしたり叱ってしまうことが多い
- 笑顔で育児ができない
- 育てにくさを感じてしまう
このような方は是非こちらのページも参考に
してみてくださいね!!
こちらを見ていただければ、ありのままの姿を
受けられるようになって、笑顔で子どもに
接する時間が増えていくようになりますよ!
子育てが楽しくない、
子育てに疲れた・・・
きっと、お母さんであれば一度は悩んだことも
ある人が多いはず・・・。
子育ては何故悩んでしまうのか?
実は子育てに悩むお母さんには
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【動画で解説】自閉症の子どもへの食事マナーの教え方