走り回る子供への対処法を知りたいあなたへ
このページでお話しする内容
走り回る子供の対処法を紹介します。
どこでも走り回ってしまうから、
怪我したら危ないし人にも迷惑が
かかるからやめてほしい・・・
そんな方も多いのではないでしょうか?
これを知れば、
正しい対処法がわかるようになります。
そうすれば自然と落ち着いて
いくようになりますよ!
目次
子どもが走り回ってしまうときには
いろいろな原因が考えられます。
1〜2歳の場合は好奇心旺盛なので
いろいろなことが気になってしまって
それが原因で落ち着かないことが多いです。
年齢とともに次第に落ち着いてくるものですが、
3歳の半ば〜4歳ころまで続く子もいます。
4歳半ば〜5歳頃まで続く子は殆どいませんが
まれに、軽い障害の症状として落ち着かない子もいます。
あとは、ストレスが溜まっていたり
見てほしいが故に走り回る子や
怒られることを待っていたりする子もいます。
ストレスが溜まっているような場合は、
危険のない、人も遊具などもない広場などで
思いっきり走らせてあげることも
ストレス発散になって良いと思います。
子どもはストレスを溜まっているということが
わからないので、大人が子どもの変化に
気付いてあげることが何より大切です。
そんなストレスが溜まっている子どもの
紹介していますので、よかったらこちらも
参考にしてみてくださいね!
あとは、見てほしいが故に走り回ってしまう子には
走っている際に反応してしまうと、走れば見てくれると
思ってしまい、行動が改善されていきませんので、
その場では無視をして、少し時間が経ってから
きちんと危ないということを伝え、普段から
スキンシップ取ることや愛情表現を大切にしていきましょう。
怒られることを待っている子というのは
表情や顔色を見ていたり、笑っている様子の子が多いです。
“走ることが悪いこと”というのがわかっているので、
きちんと叱ることが大切です。
こちらでは集中力が続かない子供の原因や
対応などについて解説していますので
よかったらこちらも参考にしてみてくださいね!
落ち着きのない子ども、走り回ってしまう子どもへの
注意の仕方について紹介します。
叱るというよりも、口で“危ないから走らないように”
ということを伝えるのですが、伝える際に
いくつかポイントがあるので紹介します。
「走ったら痛い痛いになるよ」
「走るとごっつんしてピーポーピーポーになっちゃうよ」
このように、走ると危ないということや
走ることで子どもがどのようになってしまうかということを
分かりやすく伝えてあげることが大切です。
「○○ちゃんが痛い痛いなったらママ悲しいよ」
「○○ちゃんがピーポーピーポーしたらママ泣いちゃうよ」
というように、子どもが痛い思いすると
ママが悲しむことを伝えてあげましょう。
子どもは、大好きなママが悲しむことは嫌です。
ママが悲しむ姿を見たくないので、
自然と行動を抑えるようになります。
走らないでほしいときには
「走っちゃだめ」ではなく、「歩こうね」
このように、子どもは否定の言葉よりも、
肯定の言葉の方がすんなりと聞き入れることができます。
否定されるとよりやりたくなってしまう子もいますし
理解するまでに時間がかかってしまいますので
子どもに伝わりやすい「○○しようね」という
肯定の言葉で伝えてあげるとより効果的です。
もう5歳なのに落ち着かない・・・
周りの子に比べて目立つ・・・そう感じた場合に
落ち着きがない障害として考えられるものとしては、
ADHDや自閉症、アスペルガーなどがあります。
それぞれの特徴についてまとめましたので
落ち着きのない他にも気になったことがあれば
チェックしてみてくださいね!
ADHDの特徴
- おしゃべりが止まらない
- 片付けができない
- 急に大声を出す
- 他の子どもたちの邪魔をする
- 食事の時にイスにじっと座っていられず、立ち歩く
- 高いところに登ろうとする
- 順番が守れない
このようなことが考えられます。
自閉症の特徴
- すぐに手を洗いたがる
- ザワザワしたところに行くと耳をふさぐ
- テレビCMのフレーズや両親の口ぐせなどを何度も一人で言っている
- オウム返しをする
- トイレの水などをずっと眺めていたり触ったりする
- 表情があまり変わらない
- 相手の気持ちがわからない
このようなことが考えられます。
アスペルガー症候群の特徴
- 興味のあることに関しては集中力がすごい
- 空気を読むことが難しい
- 想像力が乏しい
- 文字や記号などを覚えるのが得意
- 抱っこされることを嫌がる
- 同世代の子どもより大人と会話することを好む
- 2つのことを同時にすることが苦手
このようなことが考えられます。
もし気になるものがあれば
ただ、3歳までは個人差が大きく
〜3歳くらいまでは障害と診断しにくいので
4〜5歳になっても気になるようでしたら
一度診てもらうことをお勧めします。
個人差はありますが、普通はだいたい
1歳〜から始まって、
3歳半ごろまでで落ち着く子が多いです。
でも中には、言えばわかる子・言っても全く聞かない子も
いますし、あとは走り回る原因によっても
5歳・6歳になっても(いつもではないけれど)
走ってしまう子もいます。
男女差もあって、男の子よりも
女の子の方が比較的早く落ち着く子が多いです。
男の子の方がやんちゃだったり
落ち着くのが女の子に比べて遅めかもしれません。
3〜5歳でも一時的に走ってしまうのであれば、
それはただのストレス発散だったり
一緒に遊んでほしかったり相手にしてほしいことから
きてるものだと思いますが、4歳〜5歳になっても
ずっと幼稚園(保育園)でも走っていたり
家でも走り回ることが多かったり
じっとしていられないのは要注意です。
一度幼稚園での様子なども
確認してみるようにすると良いでしょう!
もし園に聞くのであれば、どのような時に
どのようになるということまで
わかれば詳しく聞くようにしましょう。
お母さんの前では甘えてなかなか
言うことを聞けないけれど、幼稚園(保育園)では
とってもおりこうさんで全然目立たない・・・
このような子もいるのも事実です。
なので、幼稚園(保育園)での様子を聞きながら
自宅の様子と合わせて見ていくようにしましょう。
幼児期の遊びや発達の特徴などについて
こちらでまとめていますので、こちらも
参考にしてみてくださいね☆
家で走り回ったり、お店の中で走ってしまって
どうすれば良いのかわからない・・・と悩んでいる方も
多いかと思います。
家で走り回る原因としては、
・甘えからだったり、
・やることがない
・ストレスが溜まっているなどのことが挙げられます。
でもどんな理由にしろ、走り回って
滑って転んだりどこかの角で頭をぶつけたりしたら大変です。
立っていると、どうしても
子どもは走りたくなってしまいますし
気持ちも落ち着きません。
家ではできるだけ座って落ち着いてできる
遊びをしましょう。
親が一緒になって座って遊んであげると
子どもも安心して遊べますし、
落ち着いてくるようになりますよ。
子どもは親の真似っこが大好きなので、
最初は親が折り紙で何かを作ったり
絵を描いて楽しそうな様子を見せることで、
「なんかママのやってること楽しそう!
私(僕)もやってみようかな!」という気持ちになります。
また、ストレスが溜まっているようでしたら、
一度公園かどこかで思いっきり遊ばせて
あげると、ストレス発散にもなっていいかもしれませんね。
お店で走り回ってしまう行為ですが、
1・2歳であれば、好奇心旺盛な時期というのと
初めての場所や広い場所だとどうしても
興奮してしまうので、走り回ってしまうことは
仕方のないことです。
なので叱るのではなく、「危ないからだめだよ」
「ぶつかるとイタイイタイだよ」と
何度も伝えていくようにしましょう。
一回でなかなか聞く子はいないかと思いますが、
叱るまですることではありません。
ですが、これが3歳前だと、もういいことと
いけないことはだいぶ分かっていると思うので、
何度言っても聞かないようだったら
怪我や危険も伴うので、一喝することも大切でしょう。
また、行く前に子どもとお約束をする
ということも効果的です!
・お店の中では走らない
・お店の物は触らない
この2つだけお約束をしておけば大丈夫です。
あまりたくさんお約束をしても忘れてしまいます。
そして帰りにお約束が守れたら
たくさん褒めてあげてください。
ご褒美にお菓子を買ってあげるのもいいかもしれませんね!
あとは、スーパーなどでしたら、ママの探している
食品を一緒に見つけるというのもおすすめです!
そうすると子どもは頑張って探そうと思います。
退屈にもならないし、同時に野菜や果物も
覚えていくことができ一石二鳥ですよ〜!
子どものしつけ、正しい叱り方などについて
こちらでまとめていますので、
こちらも併せてご覧くださいね。
奇声を発しながら走っている子どもを
よく見かけたりして耳障りだとか、
親のしつけがなっていないからだという方もいますが、
これは単に親のしつけの問題ではなく
子どもが成長していく過程で
大切な意味も持っています。
なので、その子の発達段階に合った
関わりが大切になります。
乳児であれば、うまく自分の伝えたいことが伝わらず
泣いて叫んで要求することがありますが、
2・3歳頃になれば、だいぶ自分の意志や気持ちを
伝えられるようになってきますが
でもまだうまく伝えられないことも多いので、
伝えたいのに伝わらないもどかしさが
あります。
言葉でうまく伝えられないもどかしさや
また、ストレスが溜まっていて声を出して発散している。
また、声を出したことで周りの反応を楽しんでいる。
声を出す原因としては、このようなことも考えられます。
うまく気持ちを表現できなくて叫んでしまう子には
「○○したかったんだね」と気持ちを代弁したり
ぎゅっと抱きしめてあげるのも効果的です。
ストレスが溜まっている場合には、
外で思いっきり走り回らせてあげたり
思いっきり体を使って遊ばせてあげることが
何より効果的です。
ずっと家にいたり、ずっと同じ場所にいると
子どももストレスが溜まってしまいます。
たまには気分転換にお散歩したりいろいろな場所に
連れて行ってあげるのもストレス発散になりますよ!
声を出して楽しんでいるような場合には、
声を出したことに対して反応しないことが
ポイントになります。それで大人が反応してしまうと
反応してくれたことが楽しくてうれしいので、
また何度も何度も繰り返します。
声を出しても何も変わらない・つまらないと
思わせることが大切です。
ただ、スーパーや外出先で奇声を発しているのに
注意しない親はどうなの!と周りから思われてしまうのも
お母さん自身気まずいと思うので、
「みんなお耳いたくなっちゃうからシーだよ」と一言伝え、
スーパーであれば、一緒に探しているお野菜を
子どもとどちらが早く見つけられるか競争したり、
赤色のお野菜はどれかな〜?と子どもにクイズを
出しても良いでしょう。
また、家にいれば子どもの好きな音楽をつけて見たり
他に気を向かせることも効果的です。
子供の気持ちに寄り添って、気持ちを受け止めながら
なぜいけないかの理由を伝えていくことで
徐々に社会のルールなどを学んでいきます。
1.2歳頃になると、何でも“イヤイヤ”と抵抗したり
自分を主張をするようになります。
これが所謂イヤイヤ期で、どの子にも訪れます。
「しなきゃいけないことも全部イヤイヤと言ってくるので
どのように対応したらよいのかわからない。」
「イヤイヤ言ってくるけれど、もう私の方が嫌!」
と、このイヤイヤ期に頭を悩ませるお母さんも多いかと思います。
でもこのイヤイヤ期も、成長には欠かせない
大切な時期なのです。
そんなイヤイヤ期もうまく付き合っていく方法があります。
これを知れば、お母さんも少しは楽になるかと思いますし
ストレスも今ほど感じなくなるかと思います。
そんなイヤイヤ期の対応について
こちらでは紹介していますので、
下の子のイヤイヤ期で悩んでいるという方も
よかったら是非こちらのページも参考にしてみてくださいね☆
子育てが辛い。楽しくない。
ストレスや悩みが溜まってこれば、
このように思ってしまうのは当然のことです。
なので、子育ての悩み・ストレスを解消していく必要があります。
でも、子育ての悩みなんて大きくなるまで
なくならないよ・・・なんて思っている方、
そんなことはありません!!
子育てで悩んでしまうお母さんというのは
考え方を少し変えるだけで悩みも
悩みではなくなります。
また子どもの心理がわかっていないと、
ひとつひとつの行動に対して
「なんで○○しないの!」「どうして○○するの!」と
イライラしたりしてしまうことも増えてしまいます。
そんなお母さんの悩みをなくすために
私が7年間の幼稚園教諭生活に学んだ
子どもの心理や子育てをする上で
大切なことなどについて
「7日間で子育てが3倍楽しくなる無料講座」
で解説しています。
こちらを読んでいただければ、7日間でかなり
お母さんの気持ちも楽になって、子育てが
楽しいと感じられるようになります。
是非こちらから一度チェックしてみて下さいね☆
【動画で解説】走り回る子供についての対応