幼稚園に行きたくない子どもへの対処法について知りたいあなたへ
このページでお話しする内容
幼稚園に行きたくない子どもへの対処法
について解説します。
幼稚園に行くのを嫌がったり
泣く我が子を見ると、大丈夫かな
と不安になってしまいますよね。
これを見れば、幼稚園を嫌がる子どもへの
対処法や声掛けの仕方がわかります。
正しい対処ができれば、
子どもも次第に落ち着いていきますよ!
目次
ここでは、行きたくないと泣く子どもには
どのような原因があるのかについて紹介します。
- ママと離れたくない
- 給食が嫌だ
- お友達とうまくいかない
- バスが嫌だ
- 活動が嫌だ
- 先生が怖い
- 体調が悪い
- お母さんの不安な気持ちが伝わっている
これらの理由があります。
ママと離れたくない
ママと離れられない子もいます。
仲の良い子ができたり
幼稚園が楽しいと思えるようになると
次第に落ち着いてきます。
給食が嫌だ
嫌いなものが多かったり、
給食の味に慣れていなかったりすると
給食が嫌で幼稚園に行きたくないという子もいます。
お友達とうまくいかない
お友達に何かされていたり、
お友達と喧嘩をしていたり、
お友達とうまくいかないときに
幼稚園を嫌がることもあります。
バスが嫌だ
バスでいつも近くに乗る子で嫌いな子がいたり
何かバスの中で嫌なことをされていたりすると
バスに乗りたくないから幼稚園にも行きたくない
となってしまいます。
活動が嫌だ
体育指導や自分の嫌い、または苦手な活動があると
活動が嫌で幼稚園に行きたくないという場合があります。
園側も気をつけてはいますが、生活発表会前や
作品展、運動会前などになると、どうしても
先生も一生懸命になってしまいます。
その一生懸命になりすぎるあまり子どもを
厳しく指導しすぎてしまったりしまうこともなくはありません。
それによって活動が嫌に感じてしまう場合があります。
先生が怖い
先生に注意・怒られた次の日だったりすると
子どもは行きたくないということがあります。
体調が悪い
年中・年長になれば自分の気持ちや体調を
言葉で伝えられますが、年少さんだと
体調が悪い場合もまだ言葉でうまく伝えられず、
幼稚園に行きたくないという場合があります。
普段と違う様子だったり、いつもはすんなり行って
くれるのに今日は全然行ってくれないという場合
であれば、もしかしたら体調が悪いのかもしれません。
お母さんの不安な気持ちが伝わっている
お母さんが子離れできていなかったり、
子どもを幼稚園に行かすことに不安や
寂しさを感じている場合であれば、その
不安や寂しさが子どもに伝わってしまっている
場合があります。
子どもたちの中にはいろいろな理由がありますので
まずは“なぜ行きたくないのか”という、
子どもの気持ちを聞いてあげるようにしましょう。
子どもが泣いたときの対応について
こちらでも紹介していますので、
こちらも併せてご覧くださいね!
給食が嫌だ、バスが嫌だ、つまらない・・・
子どもたちはいろいろな理由で幼稚園に
行きたくないと言います。
- 給食で嫌いなものがあって食べられないから行きたくない。
- バスの中で嫌なことをされるから行きたくない。
- 幼稚園は仲の良い友達もいないからつまらない。
本当にこのように思っていて行きたくない場合も
もちろんあります。
ただ、毎日ころころ理由が
変わったりしているような場合は、
本当の理由でない場合が多いです。
このような場合の子どもの本音としては、
「お母さんと離れたくない」
という不安や寂しさが一番大きいです。
それを言ってもお母さんは
「大丈夫。行きなさい」と流されてしまうだけだから
子どもなりにお母さんが心配してくれそうな
理由を考えて毎日理由を変えて伝えるのです。
毎日コロコロいろいろな理由が出てくる場合は
殆どの場合が「寂しい」気持ちからなので、
子どもの気持ちをしっかりと受け止めて
あげるようにしましょう。
年少の4・5月はママと離れたくないと
幼稚園を嫌がって泣いて登園する子も多いです。
また、年少だけでなく、年中や年長になっても
幼稚園を嫌がる場合もあります。
そんな年中や年長になって幼稚園を嫌がる場合に
考えられる原因としては、
クラス替え
年中や年長になって幼稚園を嫌がる場合、
この「クラス替え」が一番多い原因かもしれません。
クラス替えをしたことで、
- 仲の良い友達と離れた
- 好きな先生と離れた
このような理由で不安になり
園に行きたくないという子もいます。
休み明けの登園
お休みには家族でどこかにおでかけしたり
好きなことをずっとして遊んだり、
仲の良い友達と長い時間遊んだりする子もいます。
休みが楽しかった分、休み明け
登園するのが嫌だという子もいますし、
特に長いお休みの後は嫌がる子は
年少だけでなく年中や年長でもいます。
お友達のトラブル
年中・年長になるとお友達とのトラブルも
多くなり、それが原因で幼稚園に
行きたくないということがあります。
幼稚園のトラブルについては園で
対応することが殆どですが、解決した後でも
納得していないようだったら自宅でも話を聞き
園に相談するようにしましょう。
友達とのトラブルで怪我をしてきたり
怪我をさせてしまった場合の対応について
こちらで詳しく紹介していますので
こちらもよかったら参考にしてみてくださいね。
活動が嫌
年中・年長になると作品展や運動会、発表会なども
レベルが上がったり、難しい活動も増えてきます。
それが嫌で幼稚園に行きたくないということがあります。
年中・年長になっても幼稚園を嫌がることは
あります。きちんと子どもの理由を聞き、
原因に応じた正しい対応を
していくことが大切になります。
幼稚園を嫌がる場合、休ませようかと
悩む方もいるかと思います。
行かせてもどうせ泣いているなら
- 幼稚園にも迷惑がかかるのではないのか、
- 泣きながら無理に連れていくのは可哀想
- 嫌がっている泣いている子どもを見るのが辛い
このように思っているママさんたちもいると思います。
でもこれを理由に幼稚園を休ませてしまったら
どうなるか・・・?
子どもは、【行きたくないと言えば休ませてくれる】
と思ってしまい、
“幼稚園を休むということが
癖になってしまう”のです。
幼稚園に迷惑がかかるということはありません。
園はどんな子どもたちも責任を持って預かる場所です。
迷惑という考えがあれば捨ててしまって下さい。
また、子どもが嫌がったり泣いているのは
殆どママとの離れ際のときだけです。
行ってしまえば楽しかったと
帰っていく子どもたちも多いです。
お母さんもいろいろな気持ちがあるかと思いますが
辛い気持ちは抑えて、励ましながら送り出し
幼稚園に慣れさせてあげるようにしましょう。
子どものしつけの仕方がわからないと
いう方もたくさんいると思いますが、
そんなしつけの仕方についてこちらでは
紹介していますので、よかったらこちらもご覧くださいね!
幼稚園に行きたくないと泣いてしまったり
ぐずったりするとお母さんとしては
どうしたら良いのかわからなくなってしまう
方もいるかと思います。
そんな時の正しいステップについて紹介します。
まずは、何故行きたくないのかと言う理由を聞き
その後に「○○だから幼稚園に行きたくないんだね」と
子どもの気持ちを受け止めてあげるようにしましょう。
気持ちをわかってくれた・理解してくれた
ということだけでも子どもは落ち着きます。
「幼稚園に頑張って行って帰ってきたら
ママと○○しようね(食べようね)」などと
幼稚園から帰った後の楽しみを
伝えてあげることで子どもは
楽しみを頑張りに繋げられるかもしれません。
嫌と泣き叫んでいても、
まずは幼稚園に連れていきましょう。
幼稚園に着いても、離れる際にも
ぎゃーとかママーとか泣き叫ぶ子もたくさんいます。
でもそのような子でも、ずっと一日中
泣いているわけではありません。
幼稚園で遊んだり活動に入れば、自然と
落ち着いていくものです。
激しく抵抗するのも朝の離れ際だけなので
まずは幼稚園に連れて行くようにしましょう。
子どもの寂しそうな顔や泣いている顔を見て
辛くなってお母さんまで一緒になって
泣いたりしてしまう方もいます。
お母さんの気持ちは子どもにとても伝わります。
お母さんが悲しい顔をしていたらもちろん子どもも
不安になってしまってより幼稚園に
行きたくなくなってしまいますので、
笑顔で見送ってあげるようにしましょう。
頑張って幼稚園に行って
帰ってこられたら、思いっきり褒めてあげましょう。
子どもはお母さんから褒められることが
一番嬉しくて、一番の自信につながります。
- ママに褒めてもらったから明日も頑張ろう!
- 今日も頑張れたから明日も頑張って行けそう!
このように子どもの気持ちも変化していきます。
褒めるということは、子どもを成長させる
魔法の行為でもありますよ!
幼稚園を嫌がっている子どもに対して
やってはいけない対応について紹介します。
ここで間違った対応をしてしまうと
子どもはより幼稚園を嫌がってしまうようになります。
間違った対応をして子どもがより悪化して
しまわないよう気をつけましょう。
幼稚園を嫌がることを叱る
幼稚園に行きたくないと泣いたり
嫌がる子どもに対し、
「いつまで泣いているの!」
「泣いても行かなきゃだめ!」と叱ってしまう
お母さんたちもいます。
幼稚園に行きたくない理由は
いろいろありますが、必ず理由があります。
理由を聞かずにむやみに叱ってしまうのは
やめましょう。
不安な顔をしたり子どもと一緒に泣く
見送る際に不安な表情をしたり
子どもの涙を見て一緒に泣いてしまう
お母さんもいます。
子どもの泣いている姿を見るのは
お母さんとしても辛いかと思いますが、
お母さんの気持ちというのは子どもに伝わります。
お母さんが不安であれば子どもも不安になります。
お母さんが寂しそうにすれば子どもも寂しくなります。
なので必ずお母さんは、笑顔で
送り出してあげるようにしましょう。
ずっと園で子どものことを見る
やっと離れられて子どもも落ち着いたのに
外にお母さんの姿が見えて
会いたくなって帰りたいと泣いてしまう子も多いです。
そうなったら、子どもも可哀想ですし、
泣いている我が子を見るのも
お母さん自身も辛いと思いますので
玄関で見送ったら帰るようにしましょう。
幼稚園の話をお母さんからする
幼稚園のあとに「幼稚園どうだった?」と聞いてしまう
親もいますが、これは問題なく笑顔で
嫌がらずに行けている子でしたら
こちらから幼稚園の話を持ち出しても大丈夫ですが
頑張ってやっと行けた子の場合は、
もしかしたら嫌なことを思い出して
また「行きたくない〜」となってしまうかもしれません。
子どもから幼稚園の話が出たときには
返してあげても大丈夫ですが、なるべく
お母さんから幼稚園の話はしないようにしましょう。
これだけ気を付けるだけで子どもの
行きたくない病も落ち着いていく場合もあります。
是非意識してみてくださいね。
- 夜中何度もおもらしをする
- 年長になってもおもらしが減らない
子どものおもらしで悩んでいる方いるかもしれません。
赤ちゃんや年少さんであれば、
仕方のないことだと思っていても、
年長さんになってもおもらしが減らないと
不安を抱えているお母さんたちもいると思います。
次一年生なのに、このままで大丈夫なのか
不安になってしまうお母さんたちの
気持ちもとても良くわかります。
5・6歳になっても夜のおねしょが
治らない場合はもしかしたら夜尿症かもしれません。
そんな方に、こちらのページでは、
おねしょと夜尿症の違いや、
夜尿症の原因などについて解説していますので
よかったらこちらのページも参考にしてみてくださいね!
原因がわかれば、正しい対処法もわかり
こどものおねしょも落ち着いてくるかもしれませんよ。
幼稚園にいきたくないと
毎日渋る子どもに
頭を悩ませていないでしょうか?
特に朝はバタバタしているので、
子どもがスムーズにお着替えをしたり
登園してくれないと、お母さんとしても
イラっとしたりしてしまいますよね。
しかし幼稚園に行きたくないという子どもの
気持ちというのも、殆どが寂しい・
甘えたいという気持ちからです。
愛情が足りていないのかな・・・と
心配される方もいますが、
実は大人が普段何気なく子どもと接しているときの
態度や言葉かけなどの接し方1つでも、
子どもの気持ちが満たされず、それによって
愛情不足・欲求不満な状態が
続いてしまうことがあります。
子どもは空気を読む子も多いので、
お母さんやお父さんの様子を見て
甘えたいという気持ちを言えない子もたくさんいます。
そして言えない気持ちや溜まったストレスが
いろいろな行動としてあらわれてしまうんですね。
その1つとして、
“幼稚園に行きたくない”という行動。
この行動で、見て見てアピールをしたり
甘えているんですね。
私の配信している無料子育て講座では、
子どもたちが望む接し方を限定公開していますので、
こちらを読んでいただくだけで、子どもにベストな
接し方が自然とできるようになります!
その結果、子どもが愛情不足からいろいろな
行動をするようになることも減りますし、
それに対してお母さんたちが悩むことも減ってきます。
またこの講座では、子どもの望む接し方だけでなく、
お母さんたちが子育てに余裕を持ち
楽しめるようになる秘訣、
旦那さんが育児に協力的になってれる方法
など・・・子育てをしていく上でとても
参考になるお話ばかりだと思います。
まだ読まれていない方は是非こちらから
一度チェックしてみてくださいね!
【動画で解説】園を嫌がる子どもの原因と対応