人の物を盗る子供の原因や心理について知りたいあなたへ
このページでお話しする内容
人の物を盗る子供の心理や原因
について紹介します。
人の物を平気で盗んでしまう子もいますが
お母さんとしても不安でしょうし、
なるべく早くその行為をやめさせたい
ですよね・・・。
これを見れば、
人の物を盗む子どもの心理がわかります。
その結果、適切な子どもへの対応が
できるようになって、子どもの行動は
次第に落ち着いていきますよ!
目次
気付いたら今まで家になかったものが
転がっていたりそれで遊んでいたり
お店の物を勝手にポケットに入れて持ってきてしまう
こんな経験ないでしょうか?
このようなことがあると将来が不安に
なってしまうかと思います。
ここでは、子どもが“物を盗む”ということに関して
考えられる原因について紹介します。
人の物と自分の物の区別ができるのが
だいたい2〜3歳頃なのですが、
その区別ができない時に盗んでしまうというのは
まだ「自分のものとして持つ」という所有の概念が
理解できていないので、仕方のないことです。
「これ○○のもの!」と言うようになってからは
自分の物と人の物の区別ができるようになっている
という証拠なので、この時期になってからも
人の物を盗むようでしたら、
- 愛情不足
- その物が欲しかった
- 遊び半分
このような原因が考えられます。
子どもの行動がどの原因からきているものか
把握し、その原因に適した対応が大切になります。
ここでは人の物を盗んでしまう子どもには
どのような心の働きがあるのか、
どのような気持ちを抱えているのか
子どもの心理について解説します。
子どもの気持ちを理解できれば、
対応で子どもの気持ちを満たして
あげられるようになります。
それによって子どもの行動も落ち着いてきますよ!
寂しい
構ってほしいのに構ってもらえないことで
このような行動に出てしまうことがあります。
まだ言葉がうまく出ず思うように
気持ちが伝えられなかったり、
伝えても気持ちを理解されず
満たされなかったりすると、子どもは悪い行動と
わかっていても気を引かせようとして
人の物を盗んでしまう場合があります。
ただ単にその物が欲しかった
ただ単にそのものが欲しくて
盗んでしまうことがあります。
みんなが持っていたのに自分だけないのは
嫌だからという理由だったり、
可愛くて欲しかったから盗んでしまうなんてことは
時々あることです。
そのような子どもには悪気がないことが殆どです。
反応を楽しんでいる
人の物を盗んで楽しんでいるような
場合もあります。
お友達の困った顔や様子を見てそれが
楽しくて何度もやってしまうといったこともあります。
原因によっては、対応も変わってきますので
まずは、しっかりと盗んでしまう子どもの
原因・心理を理解するようにしましょう。
物を隠してしまう子どもの心理についても
こちらで解説していますので、こちらも
よかったらご覧くださいね☆
ここでは、盗んでしまう子どもの行為に対しての
親の対応について紹介します。
ここで親が対応を間違えてしまうと、
子どもの行動が改善されなかったり、
逆に悪化してしまう場合もありますので
慎重に対応していくようにしましょう。
まずは子どもの盗む原因や心理を理解する
これが一番大切になります。
何故かというとこの原因や心理がわかっていないと
適切な対応ができないからです。
子どもの行動を改善させるためには
まずは子どもの盗んでしまう
原因や心理を理解しましょう。
愛情を伝える・子どもと過ごす時間を多めに取る
愛情不足から物を盗るという行為に
走ってしまっている場合、
スキンシップを多めに取ったり、
「ちゃんと見てるよ」というサインを伝えて
あげることが大切になります。
ちゃんと見てくれているんだと感じられれば
寂しい・構ってほしいという心も満たされ
子どもの気持ちは落ち着いていきます。
愛情不足の子どもの特徴について
こちらで紹介していますのでよかったら
こちらも併せてご覧ください。
子どもの気持ちを認めた上でいけないことは伝える
ただその物が欲しかった場合、
欲しかった子どもの気持ちを認めてあげましょう。
「欲しかった気持ちはとってもわかるんだけれど
人の物を盗むっていうことは悪いことなんだよ」と
子どもの気持ちを受け止めた上で、
「人の物を盗る」という行為は
いけないことだということを伝えるようにしましょう。
きちんと叱る
人の困っている顔を見るのが楽しくて
面白半分で盗むという行為。
これは良くありません。
このまま大人になっていくと平気で窃盗を
するようになります。
なので、きちんと叱ることが大切です。
「盗むというのは警察に捕まってしまうくらい
とても悪くて絶対にいけないこと」だということを
表情と声で真剣な態度で子どもに伝えましょう。
正しい叱り方についてこちらで
まとめていますので、こちらも是非ご覧ください。
状況に応じた正しい対応をするようにしましょう。
少しずつ成長していくにつれて、
「これ買って!」「これほしい!」といったように
子どもは物を欲しがるようになり
おねだりとして表れます。
しかしこれは子どもの欲しいという気持ちが
出てきて、自分の気持ちや欲求を言葉で
表せるようになったという1つの成長
でもあるのです。
ただ、だからといってなんでもかんでも
言いなりになったり、与えてしまうのはNG。
何故かというと、子どもはおねだりをすれば何でも
手に入ると覚えてしまうからです。
これは間違った教育です。
我慢や努力ができない子どもに
育ってしまいます。
また、人の使っている物を欲しがるようであれば
「いきなり取られちゃったらびっくりしちゃうよ」
「今お友達の使っている番だから次貸してもらおうね」
などというように、お友達の気持ちや
じゅんばんこで使うということを根気よく
教えていくことが大切です。
言ったときには言うことを聞かず
駄々をこねたりすることもあると思いますし、
すぐに納得するということは子どもには
なかなか難しいですが、
根気よく教えていくことで、子どもは
ちゃんと我慢することを覚えていけるようになります。
人の物を勝手に食べてしまう子どももいます。
私が幼稚園教諭をしていたときにも
私の目を盗んで人の食べ物を食べてしまう
子どももいました。
3歳の最初の方であれば
自分の物と人の物との区別がつかず
食べたかったから人の物でも平気で
食べてしまうという子どももいます。
そのような子であれば、悪気がなく
やってしまっていることが殆どです。
ですが、4・5歳になればもう
自分の物と人の物との区別は
ついているはずなので、しっかりといけないと
いうことを伝えていくことが大切です。
子どもの欲しかった気持ちを受け止めたうえで、
「これ○○ちゃんが食べたかったから
持ってきたものだから、食べられちゃって
○○ちゃんも悲しかったみたいだよ」
と相手の気持ちを伝えながら、
「勝手に人の物を食べるのは悪いことだよ」
と、いけないことはいけないときちんと
伝えていくことが大切です。
「もし自分のお弁当のものをお友達に食べられたらどう?
嬉しい?嫌な気持ちになるよね・・・」というように
相手の気持ちに立って考えていけるように
していくことも大切です。
買い物に行ったときに、
買えなかったときに、「これ買って〜」と
駄々をこねたりひっくり返って泣く子どもも
よく見かけたりします。
そんな子どもに対し、
「買わないって言ってるでしょ!」
「いい加減にしなさい!」
「置いていくからね!」
と頭ごなしに叱ってしまったり、放置してしまう
お母さんたちも少なくありません。
でもそんな駄々をこねる子どもの原因・
心理があります。
その原因・心理を理解することで
子どもが駄々をこねたときにでも
スムーズにおさまったり、
今後駄々をこねることも減ってくる
ようになります。
駄々をこねたときの対応に困っている方や
欲しかったものを買えないとすぐに
駄々をこねるから買い物に連れていきたくないと
悩んでいるお母さんたちは是非こちらのページも
見てみて下さいね!
人の物を盗んだり取ったり、、、
そのような子どもに頭を抱えていないでしょうか?
上でもお話したように、ただ面白半分に
盗んで楽しんでしまっている子もいますが、
それだけでなく、子どもはいろいろな気持ちから
そのような行動を起こして見てほしいアピールを
している場合もあります。
自分の欲求が満たされないことで、
子どもがSOSを出しているんですね。
そのような場合、正しく対応しなければ、
子どもの行動というのは
どんどん悪化していく一方です。
どんな子どもにも必ず
抱いている気持ち(欲求)があります。
しかしこれを理解できていないお母さんたちは
とても多く、間違った対応を続けてしまい、
その結果、子どもは気持ちが満たされず、
どんどんといろいろな問題行動(試し行動)を
するようになります。
そしてお母さんたちは悩んでしまうのです。
この気持ちを理解してあげるだけで、
子どもにベストな対応ができるようになるので、
子どもも次第に落ち着いていき、
さらにお母さんのイライラや悩みも
解消していくことができるようになりますよ!
私の7日間の無料子育て講座では、子どもの
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