口答えをする子どもの対処法について知りたいあなたへ
このページでお話しする内容
口答えする子どもの対処法を紹介
します。
イヤイヤ期が終わった頃の
4・5歳になると、また別の反抗期が
訪れます。
その反抗期で、口答えをするように
なる子どもも少なくありません。
これを見れば、口答えをする
子どもの正しい対応がわかります。
そうすると、子どもの口答えにも
イライラしなくなって、うまく対応
できるようになりますよ!
目次
大人というのは、「親に口答えをすべきでない」と
思われる方も多いと思います。
ですが、必ずしも大人の考えや意見って
正しいのでしょうか?
また、大人の意見に必ずしも子どもは従わなければ
ならないのでしょうか?
私はそれは違うと思います。
子どもだって、自分の気持ちや考えがある。
それを伝える権利は子どもでも誰にだってあります。
口答えというと、なんだかよくないイメージを
持たれてしまう方が多いと思いますが、
これは、自己主張できている
という意味でもあるのです。
きちんと自分の思っていること、気持ちを
相手に伝えることができるということなんです。
自分の気持ちや考えを言えない子どもたちも
たくさんいます。
その中で、口答えできる子というのは、
自分の考えは「こう」ときちんと伝えられる
意思の強さがあり、またそれだけ
自己肯定感も高いということでもあります。
自己肯定感が高いというのは、
きちんと小さなころからたくさんの愛情を注がれて育ち、
親子関係が良好で、信頼関係が築けていて、
お父さん、お母さんに何を言っても
嫌われない、見捨てられない、
という安心感があるからこそ、大人の気持ちに
反抗してまでも、自分の気持ちを言えるのです。
なので、口答えできるということは
良い意味だと思ってください。
成長の証でもあるので、
これは喜ぶべきことなのです。
1歳頃から始まったイヤイヤ期が終わるのが
だいたい3歳頃まで続きます。
そして、そのイヤイヤ期が終わると
今度は4歳の壁、5歳の中間反抗期と
いうものがあります。
※これは子どもによってもあったりなかったり、
訪れる時期などもそれぞれです。
そしてこの子どもの反抗期に見られる
口答えというのは、
自分の気持ちを表現できているというものでも
ありますが、またその反面、甘えたいという
気持ちの裏返しである場合も多いです。
4・5歳頃になると、できることも増えてきて、
園でも家でも大人扱いされることも多くなります。
子どもたちは自立する反面、
まだまだお母さんに甘えたい
という気持ちも強く持っています。
ただ、大人扱いされることが多くなると
いつも“かっこよくいなくちゃ!”
“しっかりしなくちゃ”と子どもは思ってしまい、
素直に甘えられなくなってしまいます。
そうすると、この甘えたい気持ちから
出てくるのが、口答え。
口答えをしてお母さんに見てほしい、
構ってほしいのです。
この反抗期ならではの子供の気持ちを理解し、
きちんと受け止めてあげるようにしましょう。
この反抗期の口答えの場合というのは、
親の気を引きたいという
子どもの気持ちが一番大きいです。
甘えたいけれど素直に甘えられない
子どもの気持ちをしっかりと受け止め、
対応してあげることがとても大切です。
ステップとしては、
まずは、子どもの気持ちの根本にある、
“甘えたい”という気持ちを理解して
あげるということが何より大切です。
「そっか〜ママは○○って思ったけれど
△△は●●って思ったんだね」というように
子どもの気持ちを認めてあげましょう。
子どもは反抗したいのではなく、
ただ、甘えたいだけなのです。
この気持ちを理解してあげることが
できれば、きちんと子どもの気持ちに
寄り添った対応ができるようになると思います。
怖い言い方、強い言い方で合った場合、
パパやママの気持ちを伝えてあげると
子どもに伝わりやすく効果的です。
子どもの気持ちを受け止めたうえで、
「でも△△の言い方が怖くてママびっくりしちゃったよ」
「もっと優しく言ってほしかったな」というように
パパやママの気持ちを伝えてあげることで
子どもにはうんと伝わりやすくなり
子どもの言い方も改善できるようになります。
この2つのステップで子どもに伝えてあげましょう。
間違っても、ここで
「何でそんな言い方するの!」
「何でママに反抗するの!」
「そんなわけないでしょ!」と
叱ったり否定したり言い返したりするのはNG。
言い返されるとどうしてもイラっとしてしまう
気持ちもわかりますが、このような対応をしてしまうと、
子どもの心は深く傷ついてしまいますし、
親の愛情を疑ってしまうようにもなってしまいます。
そして、子どもは「どうせ何を言っても無駄だ」
というように思ってしまい、自分の感情を抑える
ようになったり、また、思っていることも
伝えられないような人間になってしまいます。
また、それによって、子どもの口答えが
どんどんと悪化してしまうこともあります。
対応の仕方ひとつで、子どもは
180度変わってしまうので、
気を付けるようにしましょう!
口答えというのも、男の子と女の子では
多少の違いがあります。
やはり男の子に比べて女の子の方が
口も達者で、言語能力が高いので、
屁理屈も多く見られます。
ひとつお願いしただけでも、「いまやろうと思ってた!」とか
「ママもじゃん!」と言う言葉が返って来たり・・・
色々な理由をつけ、口答えをしてきたり
する子も多いと思います。
男の子に比べて、女の子は、
自分の気持ちを認めて欲しい、
共感して欲しいという気持ちが大きく
反抗として表れることが多いです。
また、自分の気持ちが満たされなかったり
思い通りにならないと、すぐにへそを
曲げてしまうこともしばしば・・・。
子どもの気持ちを認めながら
「こうしてみる?」「こっちはどう?」などのように
選択肢を与えてあげるというのも方法です。
それに比べ、男の子は「バカ」や「アホ」などの
良くない言葉を口にしたがるのも特徴の1つです。
これは、甘えたい気持ちの裏返しである場合と
大人の反応を楽しんでいる場合があります。
言い返したり叱ったりすると、より調子に乗って
エスカレートする場合がありますので、
その場では無視をして、少し時間が経ってから
「さっきの言葉はよくなかったよ」とサラッと流しましょう。
こちらの言ったことに対して口答えを
されれば、もちろんイラっとしたりすると思います。
しかし、このイライラしてしまうときというのは、
「子どもはこうあるべき」という考え方に
なってしまっている方が多いのです。
口答えも、「本来子どもは大人に反抗すべきでない」
「目上の人に口答えなんて生意気だ」
という考え方が少しでもあるからこそ、
子どもの口答えに対しイライラしてしまうのです。
ではどうすればよいのか?
これは考え方を変えればよいのです。
子どもだって自分の考えや気持ちがあって
それを伝える権利がありますし、
口答えというのは、自分の気持ちを相手に
伝えられるようになったということでもある。
このような考えを持つことができれば、
子どもの口答えにイライラしてしまうことも
減ってくると思います。
口答えできるようになったということは
1つの成長の証なんですよね。
“思っていることはちゃんと教えて?
ママが全部受け止めてあげるからね。”
このようなおおらかな気持ちで子どもと向き合い、
また、少し考え方をシフトするだけで、
子どもの気持ちを理解することができ、
今よりももっと子どもの気持ちに寄り添った
育児ができるようになりますよ!
1歳から始まったイヤイヤ期、
4歳頃に訪れる4歳の壁、
5歳頃〜に表れる中間反抗期、など
幼児期は子どもの反抗期に頭を悩ませる
大人も多いでしょう。
子どもの反抗的な態度についイライラして
叱ってしまったり、またどのように対応したら
よいのかわからないという方もいると思います。
しかし、この反抗期というのは、
成長しているという証拠でもあり、
子どもにとってとても大切な時期でもあります。
なので、正しく子どもに向き合って
また、接していくことが大切。
そんな子どもの反抗期の正しい接し方、
対応の仕方などについてこちらのページで
詳しく解説しています。
反抗期の対応で悩まれている方は、是非こちらも
参考にしてみて下さいね!
お父さんやお母さんがイライラしたり
怒ったりすると、どうしても
強張った表情になりますよね。
そんな姿を見ることで、いつもと違うお父さんや
お母さんの姿に恐怖感を抱いたり、
また怒られることで子どもは悲しい気持ちになり
心にも大きなダメージを受けます。
また、大人もイライラしたり怒ったりすれば
疲れてしまいますよね。
イライラしたり叱ったりしてしまうことで
大人にも子どもにもデメリットしかないのです。
できれば怒ったりイライラしたりしたくない。
でも、どうしても感情的になってしまうことも
あると思います。
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