笑わない子どもへの対応について知りたいあなたへ
このページでお話しする内容
笑わない子供の原因や障害について
紹介します。
2歳・3歳になったのにあまり笑わないと
不安を抱えている人もいるかと思います。
これを読めば、
笑わない子どもの原因がわかります。
そうすれば正しい対応ができ
子どもの笑顔が戻ってきますよ!
目次
“笑う”という行為は、赤ちゃんの頃から
親や周りの人が笑顔で接していたか、
たくさん話しかけたりして関りをもってきたかが
大切になってきます。
自分を見て、話しかけたり笑ったりしてくれることで、
嬉しくて楽しい気持ちになりますし、
人とコミュニケーションを取る楽しさにも気付いていきます。
このような関りを繰り返しながら、
「愛されているんだなあ」という
自尊感情を育んでいきます。
逆に、例えば、無表情の赤ちゃんに対して
赤ちゃんが笑わないからといって
お父さん・お母さん・周りの人も何の表情もなく
ただ見つめているだけだったり、
いつもイライラした表情でいたりすると
自尊感情を育むことが出来ず
全然笑わない・いつも緊張した強張ったような
表情になってしまうのです。
あとは、親から怒られることが多い子だと
恐怖心から笑うことができず、感情を
うまく出せずにいる子もいます。
笑わないし話しもしないという子どもも
時々見かけます。こちらでは、
話さない子どもの原因や対応について
解説していますので、
よかったらこちらも参考にしてみてくださいね!
子どもは親の表情を良く見ています。
私が幼稚園教諭だったときにとても感じましたが
子どもを見ていれば親や家庭の様子などが
とてもよくわかるのです。
たくさん愛されて笑顔たっぷりの過程で育った
子どもというのは常に笑顔です。
安心感のある中で育ったので
自然と優しい笑顔が出るんですよね。
でもいつもお母さんがイライラしていたり
よく家でも怒られているような子どもというのは、
子どもはいつも怒られないかな・・・と
怒られないように、相手の表情をうかがっていたり
恐怖心から愛想笑いが多くなってしまうのです。
また、愛情をそれほど与えられず育った子というのは、
まったく笑顔を見せません。
こちらが笑っても楽しいことがあっても笑わないのです。
昔から、笑顔で接してもらったことがあまりなかったり
関ってもらったことが少ないのでしょう。
この差を見たときに、どれだけ子どもが育った環境や
親の影響が大きいかということを感じました。
子どもの笑顔になれない原因として
・親に笑顔がない
・いつもイライラしたり怒っている
・愛情不足
・安心感がない
このようなことが主に考えられるので、
なるべく笑顔で子どもに接する
子どもにはなるべく笑顔で接するようにしましょう。
笑顔が安心感にもつながります。
と言っても、お母さんもストレスも溜まるでしょうし、
人間ですのでずっと笑っていることは不可能です。
泣いたり、悲しんだり、喜んだり・・・
我慢せずにいろいろな表情を子どもに見せることも
いいと思います。
その時々の色々な感情を出すことは子どもにとっても
こんな感情があるんだ・・・。と知ることにも繋がります。
ただいつも怒ってばかりイライラした表情ばかり見ていると
子どもは委縮してしまって
本当の自分が出せなくなってしまいます。
悪いことをしたりしたときなど、しつけの上で必要な場合は
怒ったりすることもOKです。
ただ、子どもは何も悪くないのに、お母さんの都合や
気分だけで怒ったりすることは絶対にやめてください。
スキンシップや言葉で愛情を伝える
子どもは安心できると表情も柔らかくなってきて
次第に笑ったりするようになってくるはずです。
恐怖心や不安があると委縮したり表情も強張ってしまいます。
なので、そのためには、安心感を与えることが大切で
スキンシップをたくさん取るようにしたり、
「ママは○○ちゃんのこと
大好きだからね」と言葉で
伝えてあげるのも良いことだと思います。
自閉症は2歳から見えてくるものではありません。
自閉傾向は、0歳から現れます。
かといって0歳の頃はまだ殆ど見分けがつかないので
2歳〜3歳ごろになると診断がしやすくなります。
2歳頃になると、自閉症の特徴的な症状が
かなり出てくることが多いです。
食事は常に同じものを食べたいと要求したり
いつもと少しでも違う行動や
予定外の行動にパニックになってしまって
泣き暴れたりすることも増えてきます。
自閉では、主に
- 声をかけても目を合わせない
- あやしても笑わない
- 触られるのをいやがる
- 指差しをしない
- 名前を呼んでも振り返らない
- 話しかけても反応が薄い
- まねっこが出来ない
- お友達とうまく遊べない
- 大きな音を嫌がって耳を塞いだり泣く。
- クルクル回るものが好き
- 初めてのことが苦手で泣く
このような症状があります。
ただ、このような反応は、自閉症ではない
普通の赤ちゃんにも一時的に
現れることがあるので、0〜1歳半頃までで
自閉症と判断することは正直難しいです。
ただ、2歳頃になると、言葉もだいぶ出てきて
個人差もでてくるようになってくるので
周りの子と比べて気になるようでしたら一度
診断を受けて見ても良いかもしれません。
言葉かけや、対応でも全然変わらない・
2〜3歳過ぎたのに全く笑わない・・・
このような場合は、もしかしたら何か病気か障害が
考えられるかもしれません。
脳性麻痺
お腹にいたときから生後4週頃までに、
何らかの原因で脳が障害され
脳の機能が失われてしまう状態のこと。
脳性麻痺の赤ちゃんは、障害された脳の部位によっては
表情をうまく作れず、笑えないことがあります。
脳性麻痺は、新生児期から生後6ヶ月頃までは
明確な症状が現れにくいので、
見過ごされやすいです。
症状は主に、
- こだわりが強い
- 感覚過敏
- 感情表現が乏しい
このようなものがあります。
自閉症
自閉症は、生まれつき脳の機能を正常に
働かせることができない先天性の脳の障害。
症状が軽く、他の健常児と変わらない子もいるので
気付かず見過ごされてしまうこともあります。
症状としては、
- コミュニケーションの障害
- こだわりが強い
- 意思の疎通が難しい
このようなものがあります。
アスペルガー症候群
原因はわかっていませんが、何らかのの原因で
起こってしまう脳機能障害。
アスペルガー症候群の人は、乳児期に
特徴的な行動をしていることが多いようです。
特徴としては主に
- コミュニケーションの障害
- こだわりが強い
- 対人関係の障害
このようなものがあります。
一般的には、3歳までは個人差が大きいので
3歳頃までは障害か判断することが難しいと言われていますが、
早期に発見し療育を始めることで、
障害の度合いを軽くできたり
大きくなったときに社会に問題なく適応できる
可能性が高くなるので、相談や受診を
前向きに検討することが大切です!
「絵本を見ていてもすぐに飽きてしまう」
「ご飯も終わるまで集中して食べられない」
「幼稚園でも落ち着いて座っていられない」
「他の子に比べて集中力がない」・・・等
そんな集中力がない我が子に不安を
抱えている子も多いかと思います。
発達障害の可能性も0とは言えませんが
集中力がないということには原因がある
場合が多いです。
その原因をしっかりと理解して、それを改善していくだけで、
集中力が続くようになりますので、
もし集中力が続かなくて困っている
悩んでいるというお母さんたちがいたら、
こちらに原因や病気などについてもまとめていますので
よかったらこちらからチェックしてみてくださいね。
最初から障害と決めつけるのは良くありません。
まずは原因をしっかりと理解すること。
これが大切になります。
また、この原因を理解していくことで
集中力を高められる近道になりますよ!
- 何か子どもがするとすぐに叱ってしまう
- 何か悪いことをしたら必ず叱る
という教育していないでしょうか?
大人からしたら悪いこと。
でもそのいけないことも子どもには
何らかの理由があるのです。
走り回ってしまうことも
わがままを言ってしまうことも・・・・
必ず子どもの“気持ち”があります。
その気持ちを知らないでただ、叱っているのでは
子どもが委縮してしまうだけです。
そして愛情不足になり、
自己肯定感の低い子どもに育ってしまいます。
それではどうすれば良いのか?
これらについては私の7日間の無料メール講座の方限定で
お話ししています。
この無料メール講座の7日間で、
お母さんの考え方や子どもに対する対応についても
180度変わってくるかと思います。
子育てに悩んでいる方、すぐに怒ってしまうという方なども
よかったらこちらから一度チェックしてみてくださいね。