抱っこを求める子供の心理と卒業のタイミングについて知りたいあなたへ
このページでお話しする内容
抱っこを求める子供の心理と
卒業のタイミングについて
解説します。
子どもが抱っこを求めてきたときに
何歳まで抱っこはしても良いのか?
あまり抱っこをしていても抱き癖が
ついてしまって良くないのでは?と
思われたり、周りから甘やかせていると
思われないだろうか?などと
卒業の時期について悩まれて
いないでしょうか?
これを見れば、
ベストな卒業の時期がわかります。
正しく抱っこを取り入れることで
子どもが心身健康な状態で
育っていくことができるようになり、
自己肯定感の高い子どもに
成長していきますよ!
目次
もう自分で歩けるのに、お父さん
お母さんに抱っこを求めてきたり
していませんでしょうか?
では、なぜ子どもは自分で歩けるのに
大人に抱っこをせがむのでしょう?
そんな抱っこをせがむ子どもの心理について
ここでは解説していきたいと思います。
疲れている
長い時間歩けば大人と一緒で
子どもも疲れてしまいます。
最初は歩いていたのに、だんだんペースが遅くなって
歩かなくなった場合、歩き疲れていることが考えられます。
また、子どもにとったら外で見るものは全て新しく
好奇心旺盛なので、外の世界からの
いろいろな刺激に対して全身で受け止めようとし、
体も心も疲れてしまうのです。
安心感を求めている
下の子ができてママを取られてしまうのでは
ないかという寂しさや不安を感じているとき。
また、お母さんが家事や仕事が忙しく
なかなか自分に構ってもらえないとき。
あとは知らない場所や知らない人ばかりのところで
緊張して不安を感じているときなど…
このように、不安を感じたときに子どもは甘えて、
肌と肌のふれあい、お母さんとのぬくもりを通して
安心感を得ようとしています。
時間の許す限り、子どもを抱きしめたり
抱っこをしたり、手を繋ぐだけでも良いです。
たくさんスキンシップを取ってあげるようにしましょう。
眠い
眠くなると子どもは抱っこをせがみます。
これは赤ちゃんだけでなく、3歳頃になっても
抱っこを求めてきたりしますが、やはり
何歳になってもお母さんの胸の中で眠りたいという
欲求があるのでしょう。
お母さんの胸は暖かくてぬくもりがあって、
子どもは小さなころからその場所で抱かれてきたので、
子どものなかで一番安心できる場所に
なっているのでしょうね。
これらが歩かない子どもの原因として考えられます。
子どもが、お父さんお母さんに甘えるのは、
子どもが安心できる場所であり、心を許している人、
信頼できる関係だからです。
自己肯定感が高まる
しっかり子どもの気持ちを受け止めてあげることで、
自己肯定感も高まり、自信や意欲にも繋がり
子どもの甘えを受け入れられないと、
子どもは攻撃的になったり、
精神的に不安定になってしまいます。
また、自分のことを大切にできない
自己肯定感の低い人間に育ってしまいます。
親子の絆が深まる
スキンシップというのは、
ストレスや不安な気持ちなどを
解消していくことができます。
このストレスや不安などの気持ちを解消しながら
親子の絆が深まっていきます。
中学生・高校生になると、なかなか
親に話せなくなって、1人で悩み込んでしまったり
親子関係で悩んでしまう方も多いですが、
小さなころからたくさんの愛情を注がれて
育った子というのは、
中学生高校生になっても悩みやどんなことでも
打ち明けられる良好な関係を作ることができます。
自立した大人に育つ
親からの愛情を十分に受けて育っていないと
自立した大人には育ちません。
なぜなら愛情を受けることで、自分は大切にされている、
必要とされているということを感じることができ、
何をしても見離されない・守ってくれる
という安心感につながります。
そして、その安心感があるからこそ、
いろいろなことに挑戦しようとする意欲に繋がります。
しかし十分な愛情を注がれていないと、
心の中は不安だらけなので、
何かに挑戦する意欲も生まれません。
誰かに言われないと決められない、
誰かと一緒でないとできない、といった
自立できない大人に育ってしまいます。
成長を促す
乳幼児のスキンシップによって、
成長ホルモンの分泌促されたり、
消化吸収機能が高まる、
脳神経の発達が促される
集中力ややる気が出るといった
効果があるとも言われています。
子どもが抱っこをせがんできたときには、
きちんと子どもの気持ちを理解し、
子どもの気持ちを受け止めてあげることが
とても大切ですね。
ずっと抱っこをしていたりすると
何か子どもに影響は出るのか?
また、抱っこをせがんでくるときに
抱いてもらえない子どもには、
どのような影響が出るのか?
についてここでは紹介したいと思います。
赤ちゃんを抱っこしすぎてしまうことで出る影響
まず赤ちゃんにただ抱っこをしすぎてしまうと
抱き癖がついてしまうこともあるので、
お母さんが子育てが大変になってしまう
ということです。
泣いていなくても抱っこをしないと泣いてしまうから
常に抱っこをしなければならないというように
なってしまいます。
抱っこというのは、親の愛情を感じ取り、
お母さんの心音を聞くことで子どもは
安らぎや信頼を感じることができます。
抱っこしてもらえない赤ちゃんに出る影響
親に対する信頼や安心感を得られず、
心身ともに不安定な状態で成長していくため
脳やいろいろな体の機能・発達に
支障が出ることがあります。
また、大人になっても、
自分に自信がなく不安な気持ちでいっぱいなので、
何事にも挑戦する勇気がない、
一人で決められない、
行動できないといった、自立できない
人間に育ってしまいます。
ただ、赤ちゃんが泣いていても抱っこをしない場合と
赤ちゃんが泣いたらすぐに抱っこをする場合では、
赤ちゃんの泣きやむまでの時間が異なる
そうです。
なので、抱きすぎも抱かないのも
お母さんの子育てが大変になってしまうでしょう。
このように、乳幼児期のスキンシップというのは
いろいろなメリットがあり、子どもの健全な
成長のためにはとても大切なのです。
子どもから抱っこをせがまれたときに
「だから無理って言っているでしょ!」
「置いていくからね!」と突き放してしまったり
無視をしてしまったり・・・このような対応していませんか?
でも、腰がいたい、体調が良くない、
下の子がお腹にいる、、、など…
どうしても抱っこできない時もあると思います。
そのようなときに、抱っこをせがまれたときの
ベストな接し方をここでは紹介します!
拒否しない
「もう○歳なんだから歩けるでしょ!」とか
「抱っこはしないよ!」と拒否してしまうのはNG。
抱っこをせがんでくるときというのは、
不安な気持ちを抱いていたり、
甘えたい気持ち、安心感を求めている場合です。
そのような時には子どもの気持ちを
しっかりと受け止めてあげるようにしましょう。
時間や距離を決めたり遊び要素を入れる
「ママも疲れちゃうから、あそこのお店までは
抱っこしてあげるけど、そこからはママと
一緒にお手手つないで歩こうね!」とか
あとは、「あそこまでママとよーいドン!しようか!
そこからママが抱っこしてあげるね」
などと時間や距離を決めたり、
遊び要素を入れて子どもが楽しく歩けるように
するのもおすすめですよ!
抱きしめた後気を紛らす
妊婦さんだったり、どうしても体調が悪く
抱っこできない時もあると思います。
しかしそのような場合でも、
子どもの気持ちや要求を無視するのは
よくありません。
そのような時は、抱っこはできなくても
「10秒ぎゅーしようね!」といって、
ぎゅーしてあげると子どもは落ち着くことも多いです。
その後に、「雲がハートの形しているね!」とか
「あのお花とっても可愛いね!」などと
話したりすることで、気を紛らすのも方法です。
基本的に何歳までに卒業させなければ
ならないということはありません。
ただ、早く自立させなきゃと思うあまり、
早くから子どもの要求する抱っこを拒否してしまうと、
子どもが愛情不足になってしまうことがあります。
幼児期までの5〜6歳頃までは、十分に
スキンシップを取って甘えさせてあげることが大切。
小学校にあがると、周りを気にしたり
恥ずかしがって、抱っこを自分から
卒業する子も多いです。
なので、目安としては5〜6歳頃が
抱っこを卒業する理想的なタイミングかと思います。
あくまでこれは目安で、5・6歳になったからと言って
絶対に抱っこをしてはいけないということではないので、
5・6歳になっても抱っこを求めるような場合は、
子どもの要求に応えてあげるようにしましょう。
早くから無理に抱っこを卒業させようと
思うのではなく、乳幼児期には十分に甘えさせ、
親の愛情をしっかり感じられるようにしましょう。
子どもがスーパーやデパートなどにいったときに
「おもちゃ買ってー」
「お菓子ほしいー」と泣いて
ひっくり返っている姿や、
公園などで「まだ遊びたいー」と泣きわめく姿も見ます。
それに対して
「いつまで泣いているの!」
「買えないって言ってるでしょ!」
「もううるさい!」
「ママ知らないからね!」
このように突き放したような言い方をしたり、
無視や放置・・・
こんな対応をしてしまっていないでしょうか?
そもそも、なぜ子どもは
駄々をこねたりするのでしょう??
もちろんおもちゃが買ってほしい、
お菓子が欲しい、
まだ遊びたい、、、
このような気持ちがあることは確かです。
ただ、この気持ちというのは、1割くらいです。
では9割の気持ちとは??
駄々をこねる子どもの本当の気持ちがわかれば、
子どもに叱ったり、放置したりすることも減って
正しい対応ができるようになるので、
子どももすぐに落ち着くようになります。
そんな駄々をこねる子どもの本当の気持ちについて
こちらで紹介していますので、是非ご覧くださいね!
いつも寝てばかり、携帯ばかり、
ゲームばかりしている旦那さんに対して
子どもの前でイライラしたり旦那さんをバカにしたり、
夫婦喧嘩していないでしょうか?
旦那さんのことを尊重していない家庭というのは、
子どもがルールに従ったり、秩序を守るといったことが
できない問題行動が多い子どもに育ってしまいます。
また、夫婦喧嘩を見ることで、強烈なトラウマになり
見たくないものや聞きたくないものを脳が拒絶して
発達を妨げてしまうのです。
そして、夫婦喧嘩などを見ることによって、
小脳の神経細胞が集まる部分が減少し、
それによって、情緒障害や統合失調症、
自閉症の発症などとも関連するとも言われています。
夫婦が仲良くいることは、子供の脳の成長に
とても大切なのです。
でも旦那さんが動かないとイライラだってしてしまいますよね。。
家事に協力的でない・全然動かない旦那さんが
180度変わる接し方のコツについて
7日間の子育て講座の方で公開しています。
またこの講座ではこれだけでなく、
子育てが楽になって今より楽しめる方法や、
子どもの望む接し方なども限定公開していますので、
子育て中のママさんにはとても参考になる
お話ばかりだと思います。
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夫婦関係もうんとよくなっていきますし、
子育ても今よりうんと楽に、そして
楽しめるようになると思います。