スキンシップの重要性を知りたいあなたへ
このページでお話しする内容
スキンシップの重要性を紹介します。
スキンシップを取ることは大切と
言われますが、なぜスキンシップは
大切なのでしょうか?
また子どもとハグをしたり抱っこをしたり
などのスキンシップを取ることが
苦手な方もいると思います。
これを見れば、スキンシップの
効果や重要性がわかります。
また、スキンシップを取ることが苦手な
方でも子どもにきちんと愛情が
伝わる方法がわかると思います。
そして大人にとっても子どもにとっても
ストレスなくベストな形で
取り入れられるようになりますよ!
目次
スキンシップという単語よく聞くかと思いますが、
一体スキンシップとはどのような行為のことを
言うのでしょうか?
スキンシップというのは、
お互いの肌や体の一部を触れ合うことで、
一体感を共有する行為のことです。
このスキンシップというのは、
子どもが心身健全な状態で成長していくためには
欠かせないものでもあります。
では、スキンシップをたくさん取ることで、
子どもにどのような効果をもたらすのか?
について紹介します。
スキンシップをたくさん取ると、
不安や恐怖を解消してくれるオキシトシンという
ホルモンの分泌が盛んになります。
その結果、
- ストレスに強くなる
- 優しい子に育つ
- 社会性が高くなる
- 賢くなる
- 協調性が高まる
- 免疫力がアップする
- 情緒が安定する
このような効果が見られるのです。
免疫力もアップするなんてすごいですよね!
スキンシップと聞くと、
“ハグをする”というイメージを強く持たれている方も
多いのではないでしょうか?
実はスキンシップには様々な種類があります。
抱きしめるの他にも、
- 抱っこをする
- キスをする
- 手を繋ぐ
- 髪を結う
- 体を洗ったり、体を拭く
- 一緒に寝る
- くすぐる
普段全く意識はしていないけれど、
日常生活の中で普通にしていることでも
それがスキンシップであることもあります。
子どもの肌や体の一部がお母さんやお父さんの肌、
体の一部と触れているものは、どんな行為であれ
全てスキンシップです。
中でも、抱っこをする行為というのは、
スキンシップの中でも最も
オキシトシンが出るので、
子どもへの愛情表現方法としては
一番ベストな方法かもしれません。
子どものためには欠かせないスキンシップ。
ではこのスキンシップはいつまで必要なのか?
いつまでしても大丈夫なのでしょうか?
実はスキンシップというのは、子どもが求めてこれば、
いつまでしてもいいのです。
男の子だから、女の子だから、10歳だから、
15歳だからなど、性別、年齢に関係なく
子どもが求めてきたときには
それに応えてあげるようにしてください。
人間というのは、不安、恐怖、
また何かがうまくできなかったときなどというのは、
何歳になっても安心感を
求めたくなる生き物です。
ママがぎゅっとしてくれたりするだけで子どもは
うんと元気になって、そして安心できるのです。
なので、スキンシップを求めてきたときには
「もう○歳なんだから!」「恥ずかしいよ!」等と言わず、
何歳であっても子どもの気持ちに
応えてあげるようにしましょう。
多くが小学校中学年〜高学年ころなると、
親と手を繋いだり一緒にお風呂を入ったりすることも
嫌がるようになります。
個人差もありますが、この時期がくると
自然と子どもは親から少しずつ離れていってしまうので、
今のうちにたくさん甘えさせてあげるようにしてくださいね!
スキンシップは特に乳幼児期にとても大切になります。
しかしこの大切な時期に十分なスキンシップを
してもらえず育ってきた子というのは、
どうのような子に育つのでしょうか?
スキンシップというこの行為で、
- 大切にされていること
- 愛されていること
- 守られていること
など子どもは親からのたくさんの愛情、
そして安心感を感じるのです。
しかしスキンシップが最も大切な乳幼児期に
十分な愛情を受けて育って来なかった子というのは、
愛情不足な状態になり、
思春期頃に問題行動を起こしやすくなる
傾向があります。
愛情不足な子どもというのは、
その欲求不満な状態を自分で埋めようとします。
親から必要な愛情を受けられなかったために、
注目されたい!気付いてほしい!という気持ちが
強くなり、自分の存在や行動をアピールするのです。
それが、非行や引きこもり、自殺などの
問題行動なのです。
また、このような愛着というのは、
一生ずっと続いてしまうことがあります。
その結果、大人になってからもパートナーに対して
異常なまでの愛情を求めたり、
ひどく依存してしまったり
することもあります。
普段から子どもとハグをしたりキスをしたり…
このようなことを当たり前にしているような人では、
どんなスキンシップでも普通にできてしまうと思います。
しかし、みんながみんなスキンシップを当たり前に
とれる人ばかりではありません。
中には子どもに抱き着かれたり
膝の上に乗ってこられるのを気持ち悪いと感じたり
子どもとのスキンシップが苦手な方もいるでしょう。
ではスキンシップが苦手な場合、
どうしたらよいのか?
スキンシップと聞くと、“抱きしめる”というイメージを
持たれている方が多く、
“抱きしめる”という行為に抵抗があるから
スキンシップが苦手になっている方もいます。
でもスキンシップには、抱きしめるだけでなく、
- 髪を結う
- くすぐる
- 一緒に寝る
- 体をさする
- 手を繋ぐ
- 頭をなでる
- 体を洗ったり、体を拭く
このような行為もあります。
だからもし“抱きしめる”ということに抵抗あって
スキんシップが苦手というのであれば、
抱きしめるのではなく、手を繋いだり
一緒に寝るなどの、他のスキンシップを
すればいいと思います。
また、ふれあい遊びなどを取り入れたり
くすぐりなどの方法も、遊びながら
さりげなくスキンシップを取り入れて
いくことができるので、
苦手な方にはおすすめですよ!
そしてスキンシップというのは、
相手との肌や体の一部のふれあいでもありますが、
ここで一番大切なのが、
愛情をかけてあげるということです。
愛情がないハグやキスなどはしてもしなくても
全く同じです。大人の気持ちは子どもには
ちゃんと伝わります。
それよりも、子どもと触れ合うことが苦手でも
愛情いっぱいのご飯を作ったり、
子どものことを大切に思っているという
気持ちを持って同じ空間にいる、
話を聞いてあげる。
これだけで十分です。
スキンシップは必ずしもアタッチメントが
大切なのではなく、お母さんが子どもを
思う気持ちが一番大切なのです。
その気持ちがあれば、アタッチメントがなくとも
子どもにはちゃんとお母さんの愛情は伝わりますし、
子どもの心も満たされていきますよ!
アタッチメントが苦手でもいいのです。
自分のできる方法、自分に合った方法で
お子さんに愛情を伝えてあげるようにしてくださいね。
お父さんとお母さんは同じスキンシップをしても
それぞれ効果が異なります。
お父さんはお父さんにしかできない
スキンシップの役割があります。
そしてお母さんはお母さんにしかできない
スキンシップの役割があります。
ここでは、お父さんとお母さんのそれぞれの
スキンシップの役割を紹介します。
お母さんのスキンシップは
情緒を安定させる効果があります。
それに対して
お父さんのスキンシップは
社会性を高める効果があります。
お母さんとのスキンシップで子どもはリラックス状態になり、
ストレスや不安も一気に解消されるそうです。
そして、お父さんというのはたかいたかいをしたり
体全体を使って激しく遊ぶ遊びが多く
これによって社会性を高められるのです。
また、このオキシトシンというのは、子どもだけでなく
大人にも分泌され、
これによって、ストレスを抑えてくれて、
心を落ち着かせる効果があります。
そのため、お母さんは産後うつの解消や
ストレス解消効果があると言われています。
子どもが抱っこをせがんできたりしていませんか?
これもスキンシップの1つでもありますが、
なぜ子どもは抱っこして!とせがんできたり
するのでしょうか?
スーパーなどでも「抱っこ抱っこ!」という
子どもに対して、無視をしたり、
「だから無理って言ってるでしょ!」と
突き放したような言い方をしている
大人たちも時々見ます。
たしかに、子どもが重くなってきたり、
お母さんも腰が痛い、重い荷物を持っていて
どうしても抱っこできない!というときも
あると思います。
ではそんな時はどうすべきか?
子どもの「抱っこ抱っこ!」に対して
お母さんも楽に子どもの気持ちにも
応えてあげられるベストな対応法を
こちらで紹介していますので、是非よかったら
こちらも参考にご覧くださいね!
抱っこをせがむ子どもの本当の心理がわかれば、
子どもに対してイライラしたり、
無視をしたりすることも減って、
子どもの望むような接し方、ベストな接し方が
できるようになると思いますよ。
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