4歳児の特徴や発達について知りたいあなたへ
このページでお話しする内容
4歳児の発達の特徴について紹介します。
4歳児というといろいろなことが
できるようになる半面、対応に
悩むことも多くなって、お母さんたちの
悩みも増えてくる時期だと思います。
これを見れば
4歳児の発達の目安がわかります。
成長に必要な遊びを取り入れたり
反抗期に対しても適切な対応が
できるようになりますよ。
目次
4歳になると、ブランコを立ってこいだり、
片足とびやスキップなどの
少し難しいことでもできるようになってきます。
日常生活の中で自分の意志を言葉で
ほぼ正確に伝えられるようになります。
また、この時期になると、
子どもの心の中で園の先生の存在が大きくなり
お母さんが何かを言っても
「ちがうよ、先生は○○って言ってたもん」などと
言い張ったりもするようになります。
先生やお母さんなど大人のお手伝いを
したがるようになったり、また
年長さんの演技を真似したり、
嫌いなものも頑張って食べたりと、
年長さんを意識するようになったりもします。
そして3歳の頃に比べ、一人一人の友達と
深く付き合い始めるようになりますが
その反面、トラブルも増えてきます。
現実と空想の境界線を区別しながら、
その上で空想の世界を楽しむようになります。
成長や体重の目安としては、
男の子:身長:102.0〜105.1cm、体重:15.99〜16.92kg
女の子:身長:100.9〜104.1cm、体重:15.65〜16.65kg
(※厚生労働省/平成22年乳幼児身体発育調査報告書より)
出生時に比べ身長は約2倍になって
体重は約5.3倍になります。
4歳になると、
友達とのやりとりもだんだんと活発になり
ひとりの友達と長く深くかかわるようになります。
その中で、玩具の取り合い、お互いが
自分を通そうとして言い争いが起こったり
取っ組み合いのけんかになることもあります。
集団の経験で得たことから
順番を守るように友達に伝えたりだとか
順番を決めるのに、じゃんけんをして決めるだとか
友達と仲良く楽しく遊ぶにはどうしたら良いのかと
言うことを自分たちで工夫し始めるようになります。
現実と空想の違いも理解できるようになり、その中で
仲間や先生たちと同じ気持ちになって
空想の世界を存分に楽しむようになります。
また、言葉遊びもできるようになり、
しりとりや自分で話を作ったりと言った遊びも
増えてきます。
また、手先も器用になって、はさみなども
上手に使えるようになるので、自分で
イメージしたものを工夫して作ったりなど
製作遊びも楽しむようになります。
4歳になるとルールのある遊びも楽しめるように
なったり、遊びの幅も広がります。
そんな4歳児の発達におすすめの
室内遊びや外遊びについて紹介します。
しりとり
言葉遊びができるようになる時期なので
しりとりなどでかなり盛り上がります!
言葉遊びを楽しみながら考える力も
付けていくことができるので、おすすめです。
なんでもバスケット
3歳だとまだよくわかっていなかった
なんでもバスケットも、自分で単語を選んだり、
言葉を考えたりしながら
ゲームを楽しめるようになります。
だるまさんがころんだ
ルールを守りながら遊ぶこともできるようになるので
だるまさんがころんだもおすすめです。
つまらなくなってきたら、
?〜だるまさんが「ころんだ」〜?の
部分を「笑った」とか、「目が動いた」
などいろいろ変えていくのもおすすめです。
おにごっこ
鬼がタッチしてタッチされた人は鬼になるという
ルールを理解していないとできない遊びですが、
そんなルールのある遊びも楽しめるようになる
時期なので、おにごっこはおすすめ。
鬼になるときもどのように鬼を決めるかなど
自分たちで話し合いもできるようになります。
年齢や発達に合わせたゲームや
遊びを自宅でも取り入れてみましょう。
こちらでも年齢ごとの子どもの遊びについて
いろいろ紹介していますので
よかったらこちらも見てみてくださいね☆
4歳になると、こちらの言っていることが殆ど
わかるようになる一方で、自分の思っていることや
気持ちをうまく言葉で伝えられず、また
相手にも理解されなかったりすると
イライラしてしまって手が出てしまうこともあります。
わがままや口ごたえも増えたり、
親に対して反抗的な態度を
取るようになることも多くなります。
叩くや暴言を吐くなどする場合は、
注意していくことも大切ですが
頭ごなしに叱るのではなく、
“どうしてしたのか”という子どもの気持ちを聞いて、
子どもの気持ちに沿った対応をしてあげるようにしましょう。
反抗的な態度に、ついカッとなってしまう
大人もいるかと思いますが、
でもこれも、成長のためには必要な
大切な時期です。
いつから始まって、いつまで続くかということは
個人差もあるので何とも言えませんが、
3歳から5歳頃まで続く子もいれば、
反抗期らしい反抗期がない子もいます。
反抗期だと思うと長く感じますし、
いつまで続くの・・・と思ってしまいますが、
あまり深く考えず、「今はこういう時期」
「成長のために必要な時期」と捉え
大人がそっと見守っていくことが何より大切で
反抗期を早く終わらせるためのコツかもしれません。
反抗期の対応の仕方についてこちらのページで
詳しく解説していますので、こちらもよかったら
参考にしてみてくださいね!
4歳の反抗期では、男の子と女の子で
若干反抗期の内容が違います。
男の子では、汚い言葉や乱暴な言葉を使う
ようになったり、叩いて攻撃してくることもあります。
「バカ」「あほ」「うるせー」などの言葉は、
その言葉を言って大人の反応を楽しんでいる
場合が多いです。
その場合は、下手に反応したり怒ったりすることで
子どもの期待通りにさせてしまい
より子どもも楽しくなって良くない言葉が
エスカレートしてしまう場合があります。
なので、その場では反応したり怒ったりせず無視をして、
時間を少し置いてから「さっきの言葉は良くないよ。」
「言われたら悲しい気持ちになるからやめてね。」
などと、冷静に伝えるようにしましょう。
怒っている時、気に入らないことがあるときに
叩いてくる場合には、まずは子どもの気持ちを
聞いてあげましょう。
頭ごなしに叱ってしまうことで子どもはより
怒ってしまい、叩く行為がエスカレート
してしまう場合もありますので、ここは
子どもの気持ちを受け止めてあげて
その上で良くないことはきちんと伝えるようにしましょう。
その反面、女の子は、口ごたえをしたり
すぐにへそを曲げてしまったり・・・
少し難しい時期でもあります。
「片づけてね」と言っても、「あとで遊ぼうとおもったの!」
と言ってきたり、
着たい服が着れなかったから拗ねてしまうなど
この時期の女の子には特に多いことです。
それに対してイラっとしてしまうときも
あるかもしれませんが、叱るのではなく、
子どもの気持ちを受け止めてあげること。
また、へそを曲げてしまう場合には、
「今日はこの服着れないけれど、
これかこれどっちがいい?選んでいいよ」
と選択肢を与えてあげたりすることでも
子どもの笑顔が戻ってきますよ!
男のこ、女の子、どちらにしても反抗期は
頭を悩ませる時期ですね・・・。
また、反抗期になると口答えすることも増えるので、
お母さんとしては、頭を悩ませてしまいますよね・・・。
ただ、口答えにも子どもの心理があり、
これがわかるだけでむやみに子どもを
叱ったりすることがなくなりますよ!
口答えする子どもへのベストな対応については
こちらでも紹介していますので、
是非こちらも参考にしてみてくださいね!
4歳が終わると次は5歳です。
幼稚園・保育園でももう最年長。
5歳というと、もうたくさんのことができるようになって
だいたいのことが自分一人でできるし
お母さんの言ったこともたくさんお手伝い
してくれるようになります。
ですが、幼児期というのは個人差もとても
大きいので、5歳だからといってみんながみんな
何でもかんでもできるわけではありません。
そして大人と同じように行動できることも
増えてきて、できることばかり見てしまいがちですが
生まれてまだ5年です。
出来ないこともまだまだ多いです。
来年から小学校ですが、
そんな子どもの発達について
5歳なのにまだこれもできない・・・
大丈夫かしら・・・と不安になってしまう
お母さんたちもいるかと思いますので
発達の目安を知っておくということは
とても大切なことになります。
そんな5歳の発達については下のページで紹介しています。
できないことも焦らず
その子のペースで見守ってあげるようにしましょう。
旦那さんは育児に協力的ですか?
- いつもゲームばかりしていて何も手伝ってくれない
- 子ども欲しいって言ったくせに生まれたら何もしない
- 子どもが話しているのにずっとテレビに夢中
など・・・旦那が全然育児を手伝ってくれなくて
イライラしているお母さんたちも良く見ます。
ただでさえ、育児で悩んだり、イライラしたりしてしまうのに
そんな中、旦那さんも全く手伝ってくれなかったら
イライラしてしまうというお母さんたちの気持ちも
とてもよくわかります。
でも最近ではそんな家庭も少なくありません。
よりお母さんたちの悩みやストレスが
大きくなっていってしまうんですよね・・・。
実は、そんな全く育児も家事も手伝ってくれない
旦那さんも動いてくれるようになる方法があります。
これだけでうんと子育てが楽になって
また子育て・旦那さんへのイライラもかなり
軽減されると思います。
旦那さんにもっと協力的になってほしいと
いう方は是非こちらも一度チェックしてみて下さいね!